鶏肉と卵はニキビに効く?必須脂肪酸のバランスが重要

動物性の食品である肉や卵は蛋白質の材料となる必須アミノ酸がバランス良く含まれており、ニキビを改善するための栄養補給に適しています。ここではそんな「鶏肉」と「卵」について私なりに考えた事を書いてみます。尚、この記事ではあくまで要点のみをまとめています。詳細については別ブログ「腹筋を割る方法について考える」にある記事『肉と卵は筋肉に良い?動物性の食品に対する考え方』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

動物性の食品に豊富に含まれる蛋白質(必須アミノ酸)

蛋白質を効率良く合成するにはその材料となる必須アミノ酸が必要ですが、必須アミノ酸は全部で9種類あり、そのバランスが整っていなければなりません。肉や卵などの動物性の食品にはそんな必須アミノ酸がバランス良く含まれており、ニキビを改善するための材料として適しています。

ちなみにですが、蛋白質を多く含む食品としては肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品、ナッツ類などが挙げられます。しかしいずれも全体として脂肪が豊富に含まれています。もし低脂肪を徹底するのであれば、例えば脱脂粉乳(乳糖に注意)、卵白(加熱した方が吸収は良くなる)、豚・牛のヒレ肉、牛のセンマイ、牛・豚のコブクロ、鳥のササミ、砂肝、各種レバーなどが候補になります(味付けには注意)。

低脂肪よりも必須脂肪酸のバランスの方が重要

脂肪の過剰摂取には注意すべきですが、必須脂肪酸だけは最低限摂取しなければなりません。特に必須脂肪酸はω-3脂肪酸(αリノレン酸、DHA、EPA)とω-6脂肪酸(リノール酸、γリノレン酸、アラキドン酸)の2つの種類に分けられます。どちらも血液中にあるコレステロールの量を調節する役割があり、ω-3脂肪酸には血液の流れを良くする作用があると言われています。一方、ω-6脂肪酸のアラキドン酸(リノール酸やγリノレン酸からも合成される)は「ロイコトリエン」という物質の材料となり、アレルギーや炎症反応の制御に深く関与しています。ω-3脂肪酸はそれに対して抑制的に働き、制御する役割があるので、このバランスが崩れるとω-6脂肪酸の働きが強くなり、それがニキビが悪化する原因になる事があります。

特に「低脂肪の動物性の食品を食べて蛋白質を補給する」だけだと、そのように必須脂肪酸のバランスが崩れてしまう事があるため、低脂肪・高蛋白は基本としつつ、亜麻仁油、エゴマ油、シソ油、青魚などを定期的に食べてω-3脂肪酸を摂取し、ナッツ類や大豆などを食べてω-6脂肪酸を摂取するようにしましょう。尚、必須脂肪酸以外で低脂肪を徹底している場合、ビタミンやミネラルが不足する事があります。緑黄色野菜、キノコ類、海藻類、貝類などから補給すべきです。

鶏肉に含まれている栄養素について

鶏肉は部位によって差はありますが、全体として高蛋白であるのに低脂肪で、他の動物性の食品の中でもカロリーが低いという特徴があります。その中でも特に「鶏のササミ」は非常に高蛋白かつ低脂肪な事で知られています。一方、牛肉や豚肉など他の動物製の食品と比べると、実はビタミンやミネラルの栄養価は低いため、別途補給する必要があります。

尚、鶏肉では「皮」と「手羽先」は人によっては避けた方が良いかもしれません。皮と手羽先は鶏肉の中では珍しく脂肪が豊富に含まれており、それに伴ってカロリーも高くなっているからです。基本的に「皮は脂肪」という事はよく覚えておきましょう。これは魚も同じですね。また実は鶏胸肉も、鳥のササミと比べれば脂肪が含まれています。低脂肪で徹底する場合、念の為注意しておきましょう。一方、そこまで細かく脂肪の摂取を気にしない場合、手羽先はむしろコラーゲンが豊富なのでオススメです。

鶏の卵はニキビに良いのか?

動物性の食品の中では「卵(鶏や鶉など)」も蛋白質を豊富に含み、必須アミノ酸をバランス良く摂取する事ができます。卵黄と卵白を比べてみると、卵黄は高蛋白・高脂肪・高カロリーでビタミン・ミネラルも豊富です。一方、卵白は高蛋白・低脂肪・低カロリーな代わりにビタミンやミネラルの栄養価は低くなっています。よって低脂肪を徹底する場合には「卵白」の方になるでしょうが、卵白ではビタミンやミネラルは摂取できないので、「ニキビのため」と言われるとどちらとも言えないと思います。

ちなみに卵は生の状態よりも、加熱した方が蛋白質の吸収率を高める事ができると言われています。特に卵黄にはビタミンB群の一種であるビオチン(皮膚や粘膜の健康維持に関与していると言われている)が含まれますが、このビオチンも加熱によって吸収率が高まります。卵黄も卵白も、食べる場合には火を通す事を強くオススメします。

蛋白質を補う事のできるプロテイン・サプリメント紹介

もし肉や卵などの動物性の食品が苦手だという方は、以下のようなプロテインやサプリメントをオススメします。特にプロテインは必須アミノ酸のバランスが良く、動物性の食品が苦手だったり、アレルギーなどで食べる事が難しい人の補給に適しています。尚、プロテインは蛋白質を摂取するためのもので、それだけではやはりビタミンやミネラルが不足します。ビタミンやミネラルに関しては別途補給が必要です。


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バルクスポーツ アイソプロ

これは吸収の早いホエイプロテインです。特に「WPI(Whey Protein Isolate)」という方法で作られており、蛋白質以外の不純物が殆ど含まれていません。そのため乳糖によりお腹が緩くなる人も飲む事ができ、特に「余計なものを摂りたくない」人にオススメです。飲むタイミングは基本的に運動直後がベスト、それ以外は普段の食事時に飲むのが良いでしょう。尚、蛋白質以外の栄養素を摂取する事はできないので、他のサプリメントで補給する必要があります。


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ボディウィング 大豆プロテイン

これは大豆由来のいわゆる「ソイプロテイン」です。ソイプロテインはホエイプロテインよりも吸収は遅いものの、カゼインプロテイン(牛乳にはカゼイン蛋白が主に含まれる)よりは速く、ちょうど中間ぐらいの吸収スピードです。よって寝る直前や運動直後でなければ飲むタイミングを選びません。また原材料が大豆という事で大豆由来の有効成分も含まれている上、牛乳由来の成分は一切含まれていないため、乳アレルギーを持っている人や、乳糖でお腹が緩くなるような人にもオススメです。ただし大豆アレルギーには注意が必要です。


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フラックスシードオイル(アマニ油)

必須脂肪酸の中でもω-3脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含むアマニ油です。摂取量の目安は1日5g程度、また1回1〜2g程度を毎食時に小分けにして摂取すると良いでしょう。尚、α-リノレン酸は体内でDHAやEPAを合成しますが、これだけでは不足する事があります。青魚を意識的に食べるようにしましょう。また熱や酸化に弱いので加熱調理には使えず、保存法にも工夫が必要です。


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ネオセル コラーゲンパウダー

これはコラーゲンパウダーです。摂取量の目安はありませんが、1回数gを小分けにして摂取すると良いでしょう。尚、この商品は容量が少ないので、コスパを選ぶのであれば普通に店頭に売られている「コラーゲンパウダー(Amazon商品リンク)」でも問題ありません。

ちなみにですが、摂取の際はコラーゲンパウダーをパイナップルジュースなどに入れて溶かし、少し時間を置いてから飲む事をオススメします。パイナップルには蛋白質分解酵素が含まれており、これによってコラーゲンの分子が少しバラけ、コラーゲンに含まれるアミノ酸の吸収率を高める事ができると言われています。


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ナッツ類はニキビに悪い?ナッツ類のメリット・デメリット

ナッツ類は栄養価が高く、ビタミン・ミネラルが豊富です。一方、脂肪も豊富に含まれていてカロリーが高いため、ニキビに悪いのでは?という懸念があります。ここではそんなナッツ類について私なりに考えた事を書いてみます。尚、この記事ではあくまで要点のみをまとめています。詳細については別ブログ「腹筋を割る方法について考える」にある記事『ナッツ類は筋肉に良い?含まれている栄養素とその効果』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

ナッツ類に含まれる豊富なミネラル

ナッツ類は全体として栄養価が高く、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄分、亜鉛、銅などのミネラルが、いずれも豊富に含まれています。

これらの中でもニキビにとって重要なのは、糖・蛋白質・脂肪の代謝に関わるマグネシウム、酸素の運搬に必要な鉄と銅、そして蛋白質の合成や成長ホルモンの分泌に関与する亜鉛です。特にマグネシウムは食品からでも元々の吸収率が悪く、不足しやすいミネラルと言われています。また亜鉛も発汗や運動など生活習慣によっては不足する事があります。私の考えでは食品からの摂取だけでは限界があるので、食品からはもちろん、サプリメントを併用しての意識的な摂取が必要です。

ナッツ類に含まれるビタミンEについて

ナッツ類は全体としてビタミンEが豊富です。ビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素の異常な増殖を防ぎ、細胞を酸化ストレスから保護すると言われています。また毛細血管を拡張し、血流を促す作用もあるとされており、これにより細胞の栄養状態を改善し、栄養をスムーズに送る事が期待できます。

そんなビタミンEは脂溶性ビタミンの一種です。脂肪に溶けやすく、水には溶けにくいので、摂取すれば長期間体に蓄えておく事ができます。その分、過剰摂取のリスクはありますが、サプリメントを利用していなければ稀であり、過度な心配は不要です。特にビタミンEのような脂溶性ビタミンは脂肪と一緒に摂取する事でその吸収が促されます。ナッツ類自体が脂肪を豊富に含むため、他の食品によりも効率良く吸収・利用する事ができるでしょう。

ナッツ類に含まれる必須脂肪酸について

特にナッツ類には必須脂肪酸であるリノール酸(ω-6脂肪酸に分類)が豊富に含まれており、これ以外で低脂肪を徹底させている場合、必須脂肪酸の重要な摂取源になります。脂肪と聞くと太るようなイメージもありますが、そのようにナッツ類に含まれる脂肪は良質です。

尚、必須脂肪酸にはリノール酸のようなω-6脂肪酸と、αリノレン酸のようなω-3脂肪酸があり、そのバランスが重要です。ナッツ類にはリノール酸は豊富に含まれるものの、αリノレン酸の含まれる量は少ないため、もしナッツ類を食べるのであれば、ω-3脂肪酸を多く含むアマニ油や青魚などを食べ、必須脂肪酸のバランスを整えるよう心がけましょう。

ナッツ類に含まれるビタミンB群について

ナッツ類はビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB群は糖・蛋白質・脂肪の代謝を補助する役割があり、これもニキビを改善するために必要です。も特にビタミンB群は水溶性なので、長期間体の中に蓄えておく事ができません。また不摂生な生活習慣や過度なストレスなどによって腸内環境が狂うと、腸内細菌による合成量が減ってしまう事があります。ナッツ類は食物繊維も豊富に含んでおり、その食物繊維は腸内細菌の餌になるため、腸内環境を改善するサポートにもなります。

ちなみにビタミンB群に関して言えば、ナッツの種類によって含まれている種類が異なります。例えばビタミンB1はピーナッツとピスタチオ、ビタミンB2はアーモンド、ビタミンB6はピスタチオ、ナイアシンはピーナッツ、葉酸はひまわりの種・・・という感じです。このように一括りにナッツ類と言っても、それぞれ特徴が異なるため、栄養バランスの事を考えれば様々な種類のナッツを食べる事が重要です。

オススメのナッツ類・サプリメントの紹介

栄養の不足が心配される方は以下のような商品を紹介します。ただしナッツ類は食物アレルギーを持つ人もいるかと思います。その場合には他のミネラル豊富な食品で代替する事も可能です。特に海藻類、キノコ類、大豆製品、貝類などがオススメです。

カシューナッツ 1kg
カシューナッツ 1kg
カシューナッツはビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンKなどが含まれる他、特にミネラルの栄養価が高く、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅がいずれも豊富に含まれています。また蛋白質・脂肪も豊富で、脂肪酸の中ではオレイン酸の割合が高いです。
ひまわりの種 500g
ひまわりの種 500g
ひまわりの種はビタミンE、ビタミンB群(特にビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、葉酸)、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅がいずれも豊富に含まれています。また蛋白質・脂肪も豊富で、脂肪酸の中ではリノール酸の割合が高い(次点でオレイン酸)です。
アーモンド 1kg
アーモンド 1kg
アーモンドはビタミンB2、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅がいずれも豊富に含まれています。また蛋白質・脂肪も豊富で、脂肪酸の中ではオレイン酸の割合が高い(次点でリノール酸)です。
生クルミ 1kg
生クルミ 1kg
クルミはビタミンB1、ビタミンB6、葉酸などを含む他、特にマグネシウムとマンガンを豊富に含んでいます。また蛋白質・脂肪も豊富で、脂肪酸の中ではリノール酸の割合が高いです。
ピスタチオ 1kg
ピスタチオ 1kg
ピスタチオは他のナッツ類と同様に様々なミネラルが含まれる他、特にビタミンB1とビタミンB6が豊富に含まれています。また蛋白質・脂肪も豊富で、脂肪酸の中ではオレイン酸の割合が高い(次点でリノール酸)です。
かぼちゃの種 ひまわりの種 松の実 ミックス 120g
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亜鉛などミネラルを豊富に含むナッツ類のミックスです。
ヘーゼルナッツ 1kg
ヘーゼルナッツ 1kg
ヘーゼルナッツはビタミンE、マグネシウム、銅、マンガンがいずれも豊富に含まれています。蛋白質は他のナッツ類よりも劣るものの、非常に脂肪が豊富で、脂肪酸の中ではオレイン酸の割合が非常に高いです。
無添加ミックスナッツ 1kg
無添加ミックスナッツ 1kg
ミネラル豊富なくるみ、アーモンド、カシューナッツのミックスです。
黒ごまきな粉アーモンド220g

ゴマはビタミンB群が含まれる他、ミネラルの栄養価が非常に高く、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅がいずれも豊富に含まれています。特にカルシウムとマグネシウムが際立っています。もちろん大豆も栄養価が高く、蛋白質、ビタミンB群(特にビタミンB1と葉酸)、各種ミネラル(特にカリウム)がいずれも豊富です。

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緑黄色野菜や果物はニキビ効く?ビタミンを補給しよう

緑黄色野菜や果物はビタミンが豊富に含まれていて栄養補給に最適です。ここではそんな緑黄色野菜と果物について私なりに考えた事を書いてみます。尚、この記事ではあくまで要点のみをまとめています。詳細については別ブログ「腹筋を割る方法について考える」にある記事『野菜や果物は筋肉に良い?含まれている栄養素とその効果』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

ビタミンCの役割とその特徴について簡単に

緑黄色野菜や果物にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素の異常増殖を防ぎ、細胞を酸化から保護する役割があると言われています。またメラニン色素の異常な増殖を抑えたり、免疫力を高めるなどの役割もあるとされる他、特にコラーゲンの合成に関与していると言われています。コラーゲンは皮膚に多く存在し、その構造を維持する役割があり、ビタミンCはその合成を促す役割があります。一方、そんなコラーゲンは蛋白質の一種ですので、その材料となる必須アミノ酸も摂取しなければなりません。ビタミンCだけではニキビは治りません。

尚、ビタミンCは熱や光などによって酸化されやすいと言われています。効率良く摂取するには加熱せず「生食」が最も効率的です。またビタミンCは水溶性ビタミンのため、水によっても失われやすいという弱点があります。水洗いしたり、液体に浸して調理を行う場合、水の量は最小限に抑え、再利用すべきでしょう。

ちなみに水に溶けやすいという事は「体の中に長期間蓄えておく事ができず、尿や汗などによって排出されやすい」という事です。一度の食事で大量に摂取しても無駄が大きいため(スムージーなんかが良い例)、食品からだけではなく、サプリメントからも定期的に補給すべきでしょう。

ビタミンCを多く含む野菜・果物について

ビタミンCを豊富に含む食品としてはピーマン(緑よりも赤や黄の方が豊富)、芽キャベツ、アセロラ、カムカム、シーバックソーン(サジー)、レモン(皮に多く含む)、ケール、イチゴ、柿、キウイ、ミカン、モロヘイヤ、イチゴ、ブロッコリー、カリフラワー、パパイヤなどが挙げられます。理想はやはり生食、また毎食時に摂取(一度にまとめて摂取しない)、熱や光のない環境に保存、早めに消費、水洗いを控えめに、水に浸す場合その水を再利用するなどしましょう。特にオススメなのが赤ピーマンと芽キャベツです。

ちなみにビタミンCですが、前述のように失われやすい特徴から、一説には「数時間おきに摂取しなければ効率良く利用されない」とも言われています。そのため「野菜や果物だけでは不足する事がある」という点に注意が必要です。サプリメントでは「脂溶性ビタミンC」があり、そちらは通常の水溶性ビタミンCとは違って緩やかに吸収されると言われています。そちらを利用するのも一つの手です。

ビタミンA(β-カロテン)について

ビタミンAは脂溶性ビタミンの一種です。抗酸化作用があり、活性酸素の異常な増殖を防ぎ、細胞を酸化ストレスから保護する役割があると言われています。特に「皮膚や粘膜の健康維持」に関わるビタミンとして知られており、俗に「目に良い(視力が物理的に向上する事はないが、視細胞の構成要素の一つ)」などとよく言われます。そんなビタミンAですが、実は大きく2つに分けられます。それが「レチノール」と「β-カロテン」です。

この内、β-カロテンはカロテノイドの一種で、緑黄色野菜には主にこちらが含まれています。ビタミンAとしての効力はレチノールの方が高いのですが、レチノールの必要量が増えた際、β-カロテンはレチノールの不足を補う事ができます。そのため脂溶性でありながらレチノールのように蓄積せず、過剰摂取のリスクはありません。食品では特に色鮮やかな野菜に多く含まれており、シソ、モロヘイヤ、ニンジン、ヨモギ、西洋カボチャ、ケール、クレソンなどが代表的です。またそのように脂溶性なので、脂肪と一緒に摂取する事で吸収率を高める事ができるようです。

ちなみにビタミンAとしてはβ-カロテンだけでは不十分です。何故ならβ-カロテンはレチノールの1/12程度の効力しかないと言われているからです。つまりビタミンAの不足を防ぐにはあくまでレチノールの摂取を基本とし、その一部をβ-カロテンで補うという事が重要になるでしょう。レチノールは動物性の食品に多く含まれますが、「動物性の食品を避けるとビタミンAが不足する(緑黄色野菜だけでは足りない)」という事はあまり知られていないので、この機会に認識を改めましょう。

カリウムの摂取源としての緑黄色野菜や果物

緑黄色野菜や果物にはカリウムも多く含まれています。カリウムは水分代謝に関わるミネラルで、ナトリウム(塩分)と一緒に水分と排出する事で、細胞内外の水分量を調節する役割があります。これによりナトリウムが蓄積する事を防いで体温調節を行うと共に、体内に水分が溜まる事で起こる浮腫や高血圧などを予防する事ができます。皮膚の腫れぼったさはカリウムの不足が原因かもしれません。この他、カリウムは筋肉の収縮を制御する役割もあり、不足する事では筋肉が痙攣する事があります。

一方、発汗量の多い夏場、運動習慣のある人、あるいは辛い食べ物を食べる習慣のある人、サウナや半身浴などで汗をかく機会がある人、過労となっている人ではナトリウムの必要量が増えています。そんな人がナトリウムを過度に避け、カリウムだけを摂取すると、筋肉の痙攣や熱中症などに繋がる事があります。重要なのは「ナトリウムとカリウムのバランス」であり、「ナトリウム=害」「カリウム=健康」というように極端に考えるべきではありません。

ちなみにカリウムはモロヘイヤ、シソ、ホウレンソウ、カボチャ、タケノコ、キクラゲ、ヒジキ、コンブ、アオサなど、特に緑色野菜、キノコ類、海藻類などに多く含まれています。また果物ではアボガドやバナナなどに多く含まれています。それ以外ではサツマイモや里芋などの芋類、更にはナッツ類にも多く含まれているようです。

食物繊維の過剰摂取には注意する

緑黄色野菜には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は消化酵素では分解できませんが、腸内細菌の餌となり、緩やかに分解される事で腸内環境を改善すると言われています。これによって俗に便通改善に効果があるとして、多くの日本人は意識的に摂取しています。特に腸内細菌が合成するビタミンB群はニキビ改善のために必要不可欠なビタミンです。

尚、腸内環境には食習慣以外にも様々な要素が関係しており、食物繊維だけで便通を良くしようなどと考えるべきではありません。便通改善には生活習慣全体の見直しが必要です。

オススメのサプリメントを紹介

もし食物アレルギーや好き嫌いなどで野菜や果物不足が心配される方は以下のような商品をオススメします。

acquavita(アクアヴィータ) ビタミンB群100+葉酸

これはビタミンB群をまとめて補う事ができるサプリメントです。摂取量は1日1粒目安となっています。ただし一粒当たりの容量がやや多いので、半分に砕いて2回に分けて飲むか、細かく砕いて3回に分けて飲む事をオススメします。
DHC マルチカロチン

これはβ-カロテンなどのカロテノイドを補う事ができるサプリメントです。尚、普段から緑黄色野菜を食べる習慣のある人では基本的に不足する心配はありません。決してサプリメントだけに頼り切るべきではありません。
ヘルシーカンパニー ビタミンC 粉末

これは水溶性のビタミンCを摂取する事ができる粉末です。効率良く吸収・利用するには2〜3時間おきに1g〜ずつ摂取する必要があります。面倒ですが過剰摂取の心配はないため、それぐらい摂取した方が良いでしょう。
NOW Foods 脂溶性ビタミンC 500mg
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こちらは脂溶性のビタミンCを摂取する事ができるサプリメントです。この脂溶性ビタミンCは緩やかに吸収されるため、朝晩に分けて摂取すると良いでしょう。摂取量は1回500mg〜。尚、ビタミンCは過剰摂取の心配はほぼないと思われるので、水溶性ビタミンCの方も摂取しておきましょう。

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牡蠣でニキビが治る?亜鉛を補給しよう

ミネラル豊富な貝類の中でも、特に牡蠣は成長ホルモンの分泌や蛋白質の合成に必要な亜鉛を多く含んでいます。ここではそんな牡蠣について私なりに考えた事を書いてみます。尚、この記事ではあくまで要点のみをまとめています。詳細については別ブログ「身長を伸ばす方法について考えてみた」にある記事『牡蠣を食べて亜鉛を補給しよう』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

牡蠣に含まれている栄養素とその役割について簡単に

牡蠣に含まれている栄養素の名前を挙げると、蛋白質、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB12)、ナトリウム、カリウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン、銅、セレン、ヨウ素などとなっています。またタウリンやグリコーゲンなどの栄養素を含むという情報もあります。一方、糖や脂肪は殆ど含まれておらず、カロリーは非常に低くなっています。

特にビタミンの中ではビタミンB群の一種であるビタミンB12が大きく秀でています。ビタミンB12は赤血球の合成に使われる他、同じくビタミンB群の一種である葉酸の再合成にも使われます。そのためビタミンB12自体はめったに不足しませんが、葉酸が不足するとこのビタミンB12の必要量が増え、稀に不足する事があります。ニキビ改善のためには細胞へ酸素を送る必要があり、ビタミンB12と葉酸は意識的な摂取が必要です。

またミネラルの中では亜鉛と銅が大きく秀でています。この内、亜鉛は成長ホルモンの分泌や蛋白質の合成に関与しています。亜鉛は発汗などによって必要量が増え、これもニキビ改善のために必要です。一方、銅は鉄と共に酸素を運搬するヘモグロビンの合成に必要になります。銅の方はめったに不足しませんが、万が一に不足すると貧血になる事があります。

亜鉛の過剰摂取には念のために注意する

牡蠣には亜鉛が豊富に含まれており、その含有量は一般的に口にされる食品の中でもトップクラスとも言われています。品種によって差はありますが、一般的な牡蠣でも1日数個食べるだけで、1日に必要な量を補給する事ができます。それぐらい亜鉛が豊富なのです。

しかし亜鉛は必要量が少ないため、過剰摂取には注意が必要です。特に少なくとも1日40gあるいはそれ以上の亜鉛を摂取すると、何らかの副作用が出る可能性があると言われています。これは牡蠣だと数十個食べるだけで達成でき、その量なら食べる事ができるという人はいると思うので、念のため注意しておきましょう。尚、亜鉛の過剰摂取では食中毒のような症状が出ると言われています。

食中毒には注意する

大量の生牡蠣を食べると食中毒のリスクも高まります。何十個と食べるような機会がある場合、新鮮なものを選ぶ事はもちろん、どれだけ新鮮であっても十分に加熱してから食べた方が無難です。また一般的に貝類は消費期限が短い(冷蔵では2日以内、冷凍でも2週間以内)です。購入したらできるだけ早く消費しましょう。

亜鉛を摂るためのサプリメントについて

もし「亜鉛」を摂取する事が目的の方は下記のような商品をオススメします。ただしサプリメントではやはり過剰摂取に注意が必要です。1粒当たりの含有量や、1回に服用する量を注意深く見るべきでしょう。心配であれば1日の摂取目安が「1日1粒」のものよりも、「1日2粒以上」のものを選ぶと良いかもしれません。そうすれば一粒一粒に含まれる亜鉛の量を制限できるため、過剰摂取のリスクを抑える事ができます。

ディアナチュラ カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンD 180粒

亜鉛だけでなくカルシウムやマグネシウム、ビタミンDもまとめて補う事のできるサプリメントです。この商品は1日6粒目安のため毎食後2粒飲めば良く、過剰摂取のリスクが抑えられています。もちろんこれは栄養の補助です。ミネラルは普段の食事から摂りましょう。
かぼちゃの種 ひまわりの種 松の実 ミックス 120g
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亜鉛などミネラルを補う事ができるナッツ類のミックスです。ミネラルをまとめて補給できます。ただしナッツ類は一般的に脂肪・カロリーが豊富なので食べる量には注意しましょう。尚、代謝を落とさないためにはカロリー確保も重要です。
黒ごまきな粉アーモンド220g

ミネラル豊富なゴマ、きな粉、アーモンドの粉末です。
ゴマやアーモンドは亜鉛が多く含まれる食品の一つです。また大豆は蛋白質やマグネシウムを豊富に含みます。ただし糖分には注意しましょう。

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