ニキビ跡の治療法についての適当まとめ

この記事では実際に美容皮膚科にてニキビ跡を治療する事になった場合の治療法について私なりにまとめています(2017年記事作成)。尚、私は医者ではありませんのであしからず。あくまで参考程度に留めておく事を強くオススメします。

ケミカルピーリングとは?

ピーリングとは皮膚の表面にある古い皮膚や皮脂などを溶かして柔らかくし、それを取り除く事で皮膚の新陳代謝を促す方法です。美容皮膚科で行うピーリングは市販されているピーリング剤とは比べ物にならないほど強力なものを扱うため、薬剤にもよりますが皮膚表面だけでなく皮膚の奥まで効果を浸透させる事ができます。それによってニキビ跡の治療を可能にします。価格は顔全体で1万5千円前後〜です。

ただし炎症が起こりやすいため、敏感肌の人では過剰な反応を上手く抑えながら治療を続ける必要があります。また外界からの細菌やウイルスなどの一部、あるいは紫外線などに対する防御力が一時的に低下するため、そういった部分でのケアも必要になります。もちろん乾燥もしやすくなるため、念入りな外側からの保湿、及び水分・栄養補給などの内側からの保湿も重要です。

ちなみに変わった方法としては、吸引しながら酸化アルミナ?を肌に吹き付け、皮膚表面の古い皮膚や皮脂を取り除く「マイクロダーマブレージョン」などという方法もあります。こちらはピーリングとは違って刺激が少ないとされていますが、その分、皮膚の奥までの効果は低くなります。


「アイソレイズ(光治療)」とは?

アイソレイズは皮膚を吸引しながら特殊な光を照射し、皮膚の奥にある細胞の新陳代謝を促すとされる方法です。それによって皮膚の奥にあるニキビ跡の治療が可能になります。ピーリングのように皮膚の細胞を直接傷つけるものではないため、もちろん人にもよりますが、比較的敏感肌の人でも行う事ができるそうです。

ただし照射する光には様々な種類があり、治療を行う際には特にニキビ跡に有効な治療を行う事ができる機器が必要になります。例えばフォトメディカル、フォトフェイシャル、LED、ブロードバンド、クロモライト、オーロラなど様々な名前があり、これは病院によってまちまちです。そのため、より質の高い機器を利用できる病院選びも重要になるかと思います。価格は病院やその機器にもよりますが、1箇所5千円前後〜です。尚、「フラクショナルレーザー」のように肌を削るタイプのものもあり、その場合、価格は倍以上となります。

ちなみにレーザー以外では「ニキビ跡を消す」というよりも、どちらかと言えば「皮膚の奥で起こっている炎症や色素沈着を抑え、その他の治療をスムーズに行う」ために行うものです。よってニキビ跡を治すためには、基本的に他の治療法も併用する必要があります。


イオン導入とは?

イオン導入とは、効果の高い美容液(病院で独自に作られたビタミンC誘導体など)を塗って微弱な電流を流し、その美容液成分(イオン化する)を皮膚の奥にまで浸透させるという方法です。皮膚は粘膜ではないので分子の大きいものほどを吸収率は低くなります。そのため市販されている安価な美容液では皮膚の奥まで届かず、ニキビ跡の根本的な解決になりません。しかしこの方法を利用すれば、本来は吸収されにくい成分も皮膚の奥まで吸収させる事ができると言われています。価格は病院や注入する薬剤にもよりますが、顔全体で1万円前後〜です。

ただし、やはりこれも「ニキビ跡を消す」というよりは「ニキビの治りを良くする」ためのものであり、ニキビ跡を消すためには他の治療法を併用する必要があります。ちなみにより効果の高い「エレクトロポレーション(電圧をかけ、一時的に皮膚の奥に栄養を通す隙間を作る)」という方法もあります。


針治療とは?

筋肉や関節の痛みを取る治療に「鍼」がありますが、これはそれではなく「針」による治療です。極細の針を使って皮膚に極細の穴を空け、そこから効果の高い薬剤を直接注入します。それによって新陳代謝を促し、皮膚の奥にある局所的なニキビ跡を改善させる事ができると言われています。名前としてはダーマローラーやダーマペン、マイクロニードルなどがあります。価格は病院や注射する薬剤の種類にもよりますが、1箇所2万円前後〜とやや高めです。

尚、注射するという意味ではヒアルロン酸注射、PRP治療(自分の血液から作った血漿を注入)、FGF注入(細胞増殖因子)なども同じですが、針の大きさ、薬剤、その効果は異なります。


ニキビの保険治療について

ニキビ跡の治療に関しては美容目的になるため、基本的に保険治療を受ける事はできません。よって上記のような方法は病院側が自由に価格を設定する事ができ、頻繁に治療を受けないにしても、続けて行えば出費はかなりのものになります。一方、ニキビ跡ではない「現在進行中のニキビ」に関しては、保険治療を受ける事ができます。つまりニキビは酷くなる前に治療を受ける事が重要です。

保険治療を受ける事ができる方法としては「ディフェリン、アダパレン、ベピオ」などの薬剤を塗る方法です。これはケミカルピーリングよりも効果は低くなるため、皮膚の奥にあるニキビ跡までは改善できませんが、市販されているピーリング剤よりはかなり高い効果を発揮する事ができるピーリング方法です。それによって個人でピーリングを行うよりも安価で、皮膚表面の凹凸を改善する治療が可能になります。もちろんその際には炎症を抑える薬を併用し、また保湿を行いながら治療を行う必要があります。価格も2千円前後〜と個人で色々試すよりも安価です。

尚、より効果の高い「トレチノイン(アダパレンと類似成分だが効果がより強力で、副作用も大きい)」による治療もあり、こちらは保険治療の範囲外となりますが、前述したような治療法と比べれば安価(病院では3千円前後)で治療を受ける事ができます。余談ですが、このトレチノイン、輸入という形であれば海外から購入して利用する事ができます。ただし個人で行う場合には自己責任になります。


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