大豆製品を食べてニキビを治そう

ニキビを治すためには必須アミノ酸をバランス良く含む動物性の食品を摂る必要がありますが、肉や魚などの動物性の食品は塩分や脂肪分が多いものが多く、カロリーが高いという特徴があります。一方、植物性の食品である大豆製品には塩分の排出を促すカリウムが豊富に含まれており、動物性の食品と比べると脂肪分が少なくカロリーが低い特徴があります。必須アミノ酸のバランスこそ劣るものの、動物性の食品のデメリットを打ち消す事ができるのです。ここではそんな大豆製品について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

栄養価の高い大豆製品について

皮膚を初めとしてタンパク質を作るためには様々な種類のアミノ酸を摂らなければなりません。そのアミノ酸の中でも9種類ある必須アミノ酸は体内だけでは一から作る事はできず、全てのタンパク質の基礎となるアミノ酸です。大豆製品は植物性の食品の中でもトップクラスのタンパク質の量を誇っており、必須アミノ酸もバランス良く含まれています。ニキビを治す上では非常に有効な食品と言えるでしょう。別記事参照→必須アミノ酸をバランス良く摂ろう

ただし前述した通り、肉や魚などの「動物性の食品」の方が必須アミノ酸のバランスは良く、植物性の食品である大豆製品は動物性の食品と比べるとどうしても劣ってしまいます。どこが劣っているのかというと具体的には「メチオニン」という必須アミノ酸が少し欠けています。実は必須アミノ酸は9種類ある内の一つでも欠けると意味がなくなるという特徴を持っています。ですのでどれだけ大豆製品を食べても全ての必須アミノ酸をバランス良く摂らなければ、タンパク質を効率良く作る事はできません。

ですが植物性の食品である大豆製品には動物性の食品とは違うメリットもあります。それも最初に書きましたが、植物性の食品は塩分や脂肪分が少なくカロリーも低いという事です。確かに動物性の食品は必須アミノ酸をバランス良く摂る事ができますが、肉や魚だけで必須アミノ酸を摂ろうとするとどうしても塩分や脂肪を摂り過ぎてしまいますし、カロリーもオーバーしてしまいます。よって動物性の食品だけを食べるのではなく、その一部を大豆製品に置き換える事でお互いのデメリットを打ち消し合う事が重要です。代替できる(大豆製品にはナトリウムの排出を促すカリウムも豊富に含まれている)という意味でもその高い栄養価の点でも、大豆製品は非常に便利な食品と言えるでしょう。


大豆製品に含まれる大豆イソフラボンについて

大豆製品に含まれる栄養として有名なのが「大豆イソフラボン」です。この大豆イソフラボンは体内で女性ホルモンのような働きをすると言われており、ホルモンバランスを整え、女性ホルモンの分泌を促すとされています。それによって美容に効果が期待でき、関連した様々なサプリメントも開発・販売されています。

特に思春期においては男性では男性ホルモン、女性では女性ホルモンが大量に分泌されるという認識があると思います。もちろんそれは正しいのですが、実は男性でも女性ホルモンは分泌されており、男性における女性ホルモンは男性ホルモンに対して抑制的に働き、ホルモンバランスを安定化させるという役割があります。男性は思春期が近づくと男性ホルモンの分泌量が次第に増えていきますが、過度なストレスや睡眠不足などが重なるとその分泌が不安定になり、皮脂の過剰分泌によってニキビが急激に増えてしまう事が起こります。それを大豆イソフラボンを摂る事によってある程度抑える事ができるのです。別記事参照→男性ホルモンと女性ホルモン

ただし男性が大量に大豆イソフラボンを摂るといわゆる「女性化」といって、女性のように体に脂肪がつきやすくなったり、体毛(髪の毛以外)が薄くなったりする事があります。ですので男性が大豆イソフラボンの含まれるサプリメントを大量に摂る事は決してオススメできません。もちろん普通に食事として大豆製品を食べる分には大豆イソフラボンを摂り過ぎる事はほぼないので心配する必要はありません。

一方、女性は思春期を迎える年齢になると女性ホルモンが大量に分泌されますが、女性の場合、思春期を迎えた時点で女性ホルモンの分泌を抑える事はできなくなります。ですので思春期を迎えた場合や思春期を終えた女性の場合には、美容のためにも大豆イソフラボンを積極的に摂って女性ホルモンの分泌を促す事をオススメします。

女性の思春期は女性が大人の体になるための準備を始める期間ですので、その期間に女性ホルモンが減少するという事は将来的なデメリットしかありません。特に思春期中はその体型の変化から無理な食事制限をしがちであり、女性ホルモンの材料が減りやすくなります。実は女性ホルモンの分泌による胸の成長は思春期中にしかできないと言われています。胸の大きさは思春期中の女性ホルモンの分泌量によって決定し、思春期を終えた後は全身の脂肪の量の増減によって胸の大きさが変化するだけなのです。大豆イソフラボンはそれをサポートする事ができるため、思春期以降では積極的に摂る事をオススメします。間違っても痩せるための食事制限はしないように。食事制限によるダイエットは女性ホルモンを減らすだけで逆効果です。別記事参照→ダイエットと女性ホルモン


大豆製品はミネラルやビタミンも豊富に含まれている

大豆製品にはカルシウムの吸収を促進させるビタミンKが豊富に含まれており、その含有量は食品の中でもトップクラスと言われています。このビタミンKは腸内細菌によって作る事ができますが、ストレスや睡眠習慣の乱れによって腸の活動が悪くなると不足する事があり、意識的に摂っておいて損はないでしょう。もちろん大豆製品に含まれる食物繊維に関しても動物性の食品には含まれていませんので、そこも大きなメリットになります。ただし食物繊維は摂り過ぎると栄養吸収が悪くなり、逆に腸の調子を崩す事があります。便通は食物繊維だけで整えようとせず生活習慣全体で考える事が重要です。別記事参照→ニキビを治す事と便通

大豆製品の中でも特にオススメなのは何と言っても納豆ですね。納豆にはビタミンKはもちろんの事、ビタミンA、B群、C、Eなどの様々なビタミンや、カルシウム、鉄分、マグネシウム、カリウムなどのミネラルなど、様々な種類の栄養素が含まれています。その他の大豆製品では凍り豆腐、きな粉、豆乳などがオススメです。


大豆製品に関するオススメの商品について

もし栄養の不足が心配される方は以下のような商品で補う事をオススメします。ただしアレルギーには十分注意して下さい。

ディアナチュラ アミノマルチ
ディアナチュラ ストロングアミノマルチ
ビタミンやミネラルをまとめて補う事ができるサプリメントです。1日3粒目安のため摂り過ぎを心配する事なく毎食後に飲む事ができます。ただし含まれるアミノ酸の量自体は少ないため、普通に大豆製品を食べるか他のプロテイン等で補う必要があります。
山本漢方製薬 黒ごま黒豆きな粉 400g
山本漢方製薬 黒ごま黒豆きな粉 400g
大豆製品であるキナコとナッツ類のゴマが使われた飲み物です。ゴマは成長ホルモンの分泌に必要な亜鉛やアルギニンを多く含んでいます。間食での栄養補給にオススメです。
大豆プロテイン 1kg 無添加
大豆プロテイン 1kg 無添加
大豆製品由来のタンパク質を補う事のできるプロテインです。大豆製品単体では必須アミノ酸のバランスに欠けますが、この商品はあくまで大豆由来なだけで必須アミノ酸のバランスによる欠点はありません。よって大豆製品が苦手な人では必須アミノ酸の補給に最適です。ただしアレルギーやビタミン・ミネラルの不足には注意が必要です。
日清シスコ ごろっとグラノーラ充実大豆 500g
日清シスコ ごろっとグラノーラ充実大豆 500g
大豆、キナコ、豆乳など様々な大豆製品が使われたシリアルです。含まれる糖分と牛乳と一緒に食べる時の脂肪は若干気になりますが間食での栄養補給にはオススメです。
大容量プエラリアミリフィカ(約6ヶ月分)
大容量プエラリアミリフィカ(約6ヶ月分)
プエラリアはマメ科の植物で、女性ホルモンのような働きを持つイソフラボンの含まれる量が一般的な大豆の40倍と言われています。そのため効果は高いのですが、副作用もあるとされており、過剰摂取には十分注意が必要です。女性の場合は思春期以降(妊娠中は不可)のみ、また男性にはオススメしません。
きざみ納豆ミニ3(40g×3) 8個入
きざみ納豆ミニ3(40g×3) 8個入
動物性の食品ばかり食べているとカロリーや塩分、脂肪分を摂り過ぎてしまうので、一部をこういった植物性の食品で置き換えましょう。ちなみに納豆の賞味期限は1週間程度と言われていますが、冷蔵であれば1ヶ月以上経っても食べる事ができる(自己責任ですがw)そうです。発酵食品なので環境にもよりますが常温でも2週間程度持つ場合があります。