ニキビを治すための保湿術

ニキビを治すためには毛穴を詰まらせる皮脂の分泌をいかにして抑える事ができるかが重要になります。特に皮脂の過剰分泌に影響を与える「乾燥」はニキビの大敵です。ここでは保湿法について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

乾燥はニキビの大敵である

少し前述しましたが、肌が乾燥した状態が長時間続くと、その乾燥から肌を守るために皮脂を大量に分泌させます。それによって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビはますます治りにくくなってしまうでしょう。特に湿度の低い日が多い冬の季節や洗顔をした後は肌が乾燥しやすくなっており、そのまま放置すれば皮脂の分泌を促してしまいます。よってできるだけ早くに乾燥を防ぐための保湿が必要になります。

その他、乾燥しやすい状況としては気温が高い日や半身浴、サウナなどで大量の汗をかいた後や、気温や湿度に関係なく激しい運動を行って汗をかいた時などが挙げられます。気温や運動などによって体温が上がった時に汗をかくのは、体内のミネラルを使って水分を蒸発させる事で体温を下げようとしているからであり、それを放置すれば当然乾燥を招きます。水分及びミネラルの補給はこまめに行いましょう。


洗顔後の保湿方法について

基本的な保湿の方法としては「洗顔→(美容皮膚科処方ニキビ特効薬:ディフェリン・ベピオ・アダパレン等。ここでは省略)→化粧水→(トレチノイン→ハイドロキノン:個人で行う場合は自己責任。ここでは省略)→保湿液(美容液)→乳液→クリーム→抗炎症薬等(美容皮膚科処方のダラシンなど。もしくは店頭で購入可能な抗炎症薬)」という順番で行います。まずはそれぞれ何が違うのかについて説明しますね。

まず「化粧水」は主に皮膚の「表面」に潤いを持たせ、後に使う保湿液や乳液などを浸透しやすくする役割があります。要は保湿を行うための「下地」になる訳です。しかし化粧水は油分が少ないため数分経たずにすぐ乾いてしまいます。ですので化粧水が少し乾いたら続いて「保湿液(美容液)」を使います。これは化粧水と似た商品もありますが、化粧水よりも油分があるため肌にある程度密着します。また商品にもよりますがパックなどで数分間当てる事ができれば、ある程度皮膚の奥(商品にをよる)にまで潤いを浸透させる事ができます。ただしパックなどをしたまま寝てしまうと、逆にそのパックが肌の水分を吸収してしまい乾燥を招きます。必ず外して寝ましょう。

この「保湿液(美容液)」は潤いの効果自体は高いのですが、やはり空気に長時間触れていればいずれ乾燥してしまいます。これは体温を下げるために皮膚表面にある汗を蒸発させるのと同じ事であり、それによって皮膚の温度自体は下がりますが、そのままでは保湿の持続効果は失われてしまってもったいないです。そこで更に油分の多い「乳液」や「クリーム」を使って保湿液の効果を閉じ込める必要があります。乳液やクリームは粘り気が高く肌に密着するため、長時間潤いの効果を持続させる事ができます。>少しベタつきが取れたと感じたら、最後に皮膚科で処方されたニキビ専用の抗炎症薬(ピーリング剤やニキビ特効薬を使用している場合は絶対必須)を使います。これで洗顔後のケアは完了です。

尚、最後に行う乳液とクリームに関しては油分がかなりあるため、乾燥を防ぎたいからと分厚く塗ってしまうとこれも毛穴を詰まらせる原因になります。「内側からのケア」の方を重視し、また湿度管理などを行いましょう。そして意外と見落としがちなのが、化粧水、保湿液(美容液)、乳液、クリーム、ニキビ専用の塗り薬を顔に塗る際、ゴシゴシと強く擦ってしまう事です。洗顔もそうですが、乾燥及び皮脂の分泌を防ぐためにはとにかく「手で直接触れない」ように行う事が重要です。優しく丁寧に馴染ませるようにしましょう。別記事参照→オススメの化粧水・美容液・乳液・クリーム


皮脂の分泌を防ぐための「内側からのケア」

肌の乾燥を防ぐためにはそのような皮膚表面からのケアももちろん大切ですが、体の内側からのケアも非常に重要です。人間は運動の有無、気温や湿度の高低などに関わらず常に体から水分が失われており、常に朝食・昼食・夕食でなくても、こまめな水分及び栄養補給が必要です。よって汗を大量にかくような環境ではその必要量が増えるので、数十分間隔で適切な水分補給(特にカリウム、ナトリウム、カルシウム等のミネラル)を行いましょう。もちろん室内ではエアコンをつけっ放しにするのを止めたり、保湿器を使って「湿度を一定に保つ」事も乾燥を防ぐには良い方法ですね。

また不規則な生活、特に1日において最も大きな割合を占める睡眠習慣の乱れは肌の乾燥に大きな影響を与えます。何故ならホルモンバランスが崩れる事で糖・脂肪・タンパク質の代謝も崩れ、皮膚の水分が正常に保てなくなるからです。また逆に睡眠を摂り過ぎる事でも肌の感想を招きます。何故なら睡眠中には水分やミネラルを補給する事ができないからです。更に睡眠習慣が崩れるとストレスコントロールも難しくなるため、ますますニキビは治りにくくなってしまいます。睡眠は適切に摂るようにしましょう。別記事参照→睡眠の質について

更に栄養不足も避けるべきです。ここでは省略しますが、肌に潤いを持たせるのは必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、マグネシウム、カリウム、ヨウ素などです。これらをバランス良く摂るようにしましょう。もちろん栄養が肌に届かなければ意味が無いので、運動を行って顔の皮膚や筋肉への血流を促す事も必要です。表情の変化が少ない人は意識的に顔の筋肉を動かすようにしましょう。